技術者の、技術者による、技術者のための会社 株式会社ワット・コンサルティング

スクール修了後の先輩たち 下村 龍之介の近況

復興はまず人。
災害公営住宅の建設で
この町の発展に貢献する

専門の学校レベルの研修システムが用意されている会社はWATしかなかった

あるテレビ番組を視たことがきっかけで、幼少の頃から建築には興味がありました。住居の改築前と改築後をレポートするテレビ番組。テレビを通してですが、“匠”の技がそこに住む人を笑顔にしている光景をみて「自分もこんな仕事をしたい」と思ったんです。

建物をつくることで人を笑顔にしたい。就職活動でもその思いは一貫していました。でも学校で建築を専門に学んだわけではない自分にとって、そのハードルは高かった。そんな時、WATに出会ったんです。専門の学校レベルの研修システムが用意されている会社は、ほかになかったですからね。「これはチャンスだ!」と思って応募しました。

実際に研修を受けてみて大満足。学校のようにタイムスケジュールもしっかりしていて、大手ゼネコン・サブコン出身の専任の講師の方が各教科を専門的に教えて下さる。現場に来てからも、見直し、活かせる内容。この前も現場で授業のテキストを見直していたら、所長に「かなり実践的な内容を学んできたんだね」と言われました。

やったことがなくても、自分の知識からどれだけ答えを導き出せるか

現在、現場に来て4か月です。正直、最初の1週間は研修で学んだことが頭に浮かばなかったですね。「自分は何をしなければならないのか」「建設業の仕事ってどんなものか」それが実感としてわからない。だから周囲の先輩方をみながら、“いま起こっていること→その対処”を観察し、学ぶ。上司といっしょに現場をまわり、上司が図面と現場を見比べたり、職人さんに指示を出したりする姿をみて、自分の将来像をイメージする。

すると、2週目くらいからは、ひ弱ながらも自分の視点というものが生まれてきます。仮説を立てて、上司にそれを確かめる。その中で「研修で先生、これ言ってたな」というものがたくさん出てきます。だから、研修を終えて現場に出てからは、ある程度のタイムラグがあるんです。それを埋めるのは自分の思考と行動力ですね。

たぶん、大切なのは「疑問」だと思います。「疑問」が出発点。疑問→仮説→確認、その繰り返しが自分を成長させている。だから毎日、「疑問の数を増やす」。そして「調べて自分のものにする」。先輩方からは「2年目まではチヤホヤされるよ。それまでにどれだけ自分が育っているかだね」とお聞きします。2年の間にどれだけ吸収できるか、それがひとまずのテーマ。

4か月経った今、各現場の写真と撮って書類を作成するなど、ある程度の仕事を任されるようになりました。その中で毎日、様々なケースの課題を目にします。でも「このケース、やったことがない」と言ってしまうのはこの仕事じゃないと思うんです。「やったことがなくても、自分の知識からどれだけアウトプットできるか、答えを導き出せるか」がこの仕事なんだと思います。その感触を最近とても強く感じるんです。

「あの部屋、人が住んでる!」。何年か経ってから必ずここに戻って来たい

私が今いる現場は、気仙沼の災害公営住宅。災害公営住宅は、東日本大震災で被害を受けられた方々が入居される住宅です。復興はまず人。だから私は今、この町の発展の大もとに携わっている。港に面したこの町には、震災の被害の大きさを物語る当時のままの建物もまだ残っており、それを見るたびに「この町を盛り上げるんだ」という強い気持ちが湧いてきます。

災害公営住宅の建設地の周りは現在更地になっており、これから商業施設ができる予定です。その更地を見ながら、何年か後にこの地が人々で賑わっている光景を想像します。

私がいる災害公営住宅の現場はもうすぐ竣工を迎えます。でも何年か経ってから、必ずここに戻って来たい。賑わった町を見ながら、災害公営住宅に向かい、「あの部屋、人が住んでる!」、きっと私はそう声をあげると思います。

もともと、「建物をつくることで、人の喜ぶ顔をみたい」と思って始めた仕事。建物の竣工は嬉しいですが、そこがゴールではない。本当の達成感はもう少し先ですが、今やるべきことはやっている。そう思っています。

下村 龍之介(しもむら りゅうのすけ)

下村 龍之介(しもむら りゅうのすけ)

入社年:2015年 新卒入社

入社動機:幼少期に住居の改築前と改築後をレポートするテレビ番組をみて、建築への憧れが芽生える。学校で建築を学んでいないことから、就職活動では建築を未経験から始められる会社を探し、WATに入社。「ここまで専門の学校レベルの研修システムが用意されている会社は、ほかになかった」と話す。建築を志した動機でもある「建物をつくることで、人の喜ぶ顔をみたい」という思いから、建物の竣工がゴールではなく、その住居・施設等を人が快適に使うことをゴールとするのが印象的である。ゆえに、現場での信念も強い。下村氏いわく「このケース、やったことがないと言ってしまうのはこの仕事じゃない。やったことがなくても、自分の知識からどれだけアウトプットできるか、答えを導き出せるかがこの仕事なんだ」。入社1年目にして成長の法則を自ら掴んでいる。

主な現場経歴

  • 01. 気仙沼地区の災害公営住宅 新築工事

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