技術者の、技術者による、技術者のための会社 株式会社ワット・コンサルティング

大阪オフィスからのメッセージ

亡き父が教えてくれた
人と向き合うことの大切さ

どんな所ならその人が輝けるのかを真剣に考える。
「向き合う」ことこそ、この仕事です

大阪オフィス 営業担当
松本 孝太郎

鉄筋工を丸5年経験、6年目にケガで休職。進路を模索するきっかけに

私の前職は鉄筋工なんです。建物のコンクリート構造の中には無数の鉄筋が仕込まれていて、その鉄筋の工事を行うのが鉄筋工の仕事です。

丸5年経験を積みましたが、6年目に「指先」を骨折しました。“指先くらい”ケガもするものだろうと思う方もいるかもしれません。でも実は「指先」は鉄筋工にとって生命線。ハッカーという道具で鉄筋を結束する作業がとても重要で、その時に「指先」が頼りなんです。

ケガをして働けない間、色々と考えました。個人事業の親方の下で働いていたので、福利厚生も充実しているわけではない。働かなければ収入はない。今は独身だからいいが、結婚して子供が生まれてから、また働けなくなったらどうするのか。長い目でみて、やっていける仕事をみつけたい。20代の今なら、まだゼロから始められる。そう考えて就職活動を始めました。

最初にめぼしをつけたのは「現場監督(施工管理)」の仕事。今まで鉄筋工の現場としてお世話になっていた大手ゼネコン各社の募集を片っ端から調べました。しかし資格が「建築学科卒業」であったり、「要資格:一級建築施工管理技士」であったり、軒並み自分には届かないものばかり。現場監督は無理かぁ、とあきらめました。この時、WATに出会っていたら、今頃、技術社員として働いていたはずですね。

その後、「営業」なら未経験でもできるのではないか、と気を取り直し、就活再開。どんな会社でも営業マンはいるものだし、つぶしも効きそうだ、と思い就職ナビをみて仕事を探し始めました。

父の死。自らも交通事故で死の瀬戸際を経験

そんな矢先、交通事故にあいました。収入がないわけにはいかないので、コールセンターでテレアポのアルバイトをしていたのですが、その帰り道の自転車で車にはねられたんです。

救急車で病院に運ばれ、3ヵ月の入院と2か月間、叔父の家で療養。運ばれてから1週間は腸閉塞で「今、手術をしないと助からない。仮に手術が成功しても何らかの障害は残るだろう」というのが医師の診断でした。手術後も1か月は24時間寝たきりで、痛みと薬の副作用の嘔吐に苦しみました。栄養は点滴が頼り。20kg痩せました。2か月目からリハビリを始めましたが、まったく歩けない。歩行器を使って歩く練習をする。これまで生きてきて、これほど辛い経験はなかった。

でもそれほど辛い事故の経験と比べても、「父の死」が大きい。私の事故の半年前、父は他界しました。

小学校時代、私は裕福に育てられ、所謂「おぼっちゃん」な生活をしていました。その反動で中学時代は荒れ、高校もぎりぎり卒業。大学も休みがちで結局中退しました。そんなフラフラしている時に知人に紹介されたのが鉄筋工だったんです。

父は口うるさかった。私はみたくないものに背を向けていた。私が背を向けているままで、父は死んだ。そのわだかまりはずっと解けない…。

人と向き合うことの大切さ。それを父の死で知りました。それからずっと、それを噛み締めて生きています。

自分自身が納得行くまでやる。胸を張って生きる。父は生前、「何の仕事でもいいから、一生懸命、長くやれ」とよく言っていました。父はもういませんが母は健在です。母にはちゃんと「向き合い」、生きていきたいと思っています。

「向き合う」ことこそ、この仕事。今日も技術者とお客様に向き合います

「自分が人・物事にちゃんと向き合わないと、何の方向性も生まれない」。これが父から教わった教えであると思っています。特にこの仕事を通して、その真意は鮮明になりました。

この仕事は、お客様と技術者に向き合う仕事。お客様にも技術者にも色々な人がいる。なかには好き勝手をいう人もいます。でも私は、駆け引きではなく、“おかしい”と思えば、“おかしい”と言う。思ったことは言うけれど、「逃げない」。「逃げない」ことは、父への誓いです。

思ったことを言うから、もちろん一時的な衝突はあります。でも、それは一時的なもので終わってくれる。お客様にしても、技術者にしても、以前同様に接してくれます。まだ若すぎるのかもしれませんが、今はそれしかできません。でも、「松本くんだから」と言ってもらえる関係は何よりも嬉しいし、やっていて良かったと思える瞬間です。

この仕事は何よりも「適材適所」が大切。技術者にとっても、お客様にとっても、ミスマッチは決していい方向には向かいません。だから常にアンテナを張り、お客様のニーズと技術者のキャリアステップを考えています。

技術者一人ひとりをしっかりみて、どんな所ならその人が輝けるのかを真剣に考える。その人を必要とする現場を考える。つまり、「向き合う」ことこそ、この仕事なんです。

もちろん逃げたくなる時はあるけれど、そんな時は、割り切って帰ります。帰ってリセットして、次の日は再スタート。そう、父の言葉は「一生懸命、長くやれ」です。

松本 孝太郎(まつもと こうたろう) 大阪オフィス 営業担当

松本 孝太郎(まつもと こうたろう)
大阪オフィス 営業担当

大阪府出身。インタビューでは極めて話しにくいプライベートなバックグランドを語ってくれた松本氏。かつてフラフラしていたことが想像できないポジティブ・オーラを感じる。いや、そのポジティブ・オーラは生まれ変わった松本氏の誓いの表れなのかもしれない。インタビュー冒頭で、交通事故から半年後に再開した就職活動でWATを選んだ理由を訊ねた。もちろん会社・面接の印象という理由もあるが、「若い人ばかりではなく、40~50代の人もいて長く働けそうだと思ったから」という答えは、まぎれもなく父の言葉「一生懸命、長くやれ」への想いであろう。テープを聴き返し、胸が熱くなった。入社以来、担当顧客数・担当技術社員数は増え続け、今や押しも押されもせぬトップ営業マン。顧客や技術者に好かれる所以は、その「向き合う」真摯な姿勢に他ならない。5年後、10年後、年輪をまとった松本氏は更なる成長を遂げ、圧倒的な存在となっているだろうと思う。

技術者一人ひとりをしっかりみて、どんな所ならその人が輝けるのかを真剣に考える。現場訪問時、技術社員と。

技術者一人ひとりをしっかりみて、どんな所ならその人が輝けるのかを真剣に考える。現場訪問時、技術社員と。

ワット・コンサルティング大阪オフィス


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