技術者の、技術者による、技術者のための会社 株式会社ワット・コンサルティング

空調衛生設備・設備CAD

2050年の日本をつくる人を育てる
Seminar.03/04

専門性が高く、必要な知識も膨大。でも興味を持ち、楽しむことで出来れば成長できる

夢を持つことが設備を学ぶ第一歩

研修を行うにあたって、いつも思っていることは「夢を持ってほしい」ということ。建物の寿命はおよそ50~60年。対して設備は15~25年と言われます。それは機能や時代のニーズが変わるからです。照明はLEDに代わり、空調のヒートポンプも水冷式から空冷式に代わりつつあります。

時代の流れの中で機能が陳腐化してしまう前に「リニューアル」を行う。それが設備の立ち位置です。横浜ランドマークタワーには「リニューアル」を前提とした取り替え用の設置スペースさえあるんですよ。最新の技術と常に隣り合わせで、そのスパンも非常に短い設備の世界。そこに興味を持つこと。夢を持つことが設備を学ぶ第一歩であると思います。

実際に手足を動かし学ぶ実習授業

専門性が高く、覚えなければならない情報量も膨大。それは座学だけで習得できるものではありません。でも、ここである程度の知識を身につけて行けば、現場の上司や同僚が話している話題にもついて行ける。現場は人対人。正直、所長によって考え方も違います。だから自分で考え、動くしかない。動くことで経験値がつく。そういう風に成長して行くしかないのです。

でも、講義を聞くだけでは頭には入りません。そこで研修では実際に手足を動かすことで記憶できるように実習も取り入れています。「(1)建築の基本的な考え方を学ぶ (2)設備の成りたちを学ぶ (3)現場がどのように進行していくのかを学ぶ」。それらを学んだ上で実習に入ります。

例えば、こんな流れです。まず、2階建ての建物の図面をみて、平面図(設計図)を起こします。熱負荷を計算で割り出し、エアコンの選定をする。さらにポンプの仕様や配管の太さ、ダクトのサイズを決め、送風機を選定する。これらをもとに工程表、安全関係書類を作成する。こんな具合です。

でも、現場はもっと複雑。その一つひとつを体験し、成長してほしい。そのためにも「夢を持ってほしい」。楽しむことが一番の近道。研修の間に配布する資料は、ここを出て行く頃にはファイルの厚さにして10cm以上にはなります。これは、いわばバイブル。現場でわからないことがあった時に真っ先にみてほしい、私からの贈り物なのです。

担当講師:佐藤頼昭(さとう よりあき)

担当講師:佐藤頼昭(さとう よりあき)

資格:建築設備士・1級管工事施工管理技士・1級電気施工管理技士ほか多数

長野県生まれ。国士舘大学工学部建築学科卒業。大手サブコンにて設計・積算業務、リニューアル・改修・更新工事において作業所長、技術管理部門では各現場への技術指導を行う。定年退職後にはメーカーで設備の新システムの新規事業を担当。2012年よりワット・コンサルティングにて若手育成研修の空調衛生設備の講師を担当している。

主なカリキュラム

  • 01. 建築概要
  • 02. 空調設備概要
  • 03. 熱負荷計算
  • 04. 空調方式・エアコン選定
  • 05. 設計図作成
  • 06. 空気線図
  • 07. 空調機器類
  • 08. 配管設備・ダクト設備
  • 09. 自動制御設備 保温・塗装工事
  • 10. 給水・給湯・衛生・排水・消火
  • 11. 現場管理
  • 12. 施工図

研修生インタビュー

建設事業部 塙 光平

建設事業部 塙 光平

座学で学んだことが現場でどうつながるのか。
学べば学ぶほど、早く現場に出たくなります

前職は石油プラント専門の施工管理をしていました。でも石油プラントは海外規格、建築業界は国内規格。インチとメートルも違えば、専門用語での呼び名も違う。だから全くイチから学んでいます。
部材の名称から熱付加計算など、基礎的な知識から先生の現場での体験談まで、とても興味深い授業です。授業の合間に先生が現場時代にご自分で設計された空調システムの話等をして下さるのですが、研修の前半はさっぱりイメージのつかなったことも、現在研修の後半ではしっかりイメージができます。知識のあるなしの差を実感しますね。
座学で学んだことが実際の現場でどうつながるのか、今からとても楽しみで、学べば学ぶほど、早く現場に出たくなります。3年いた前職の会社は大きな会社だったのですが、ここまでの研修はありませんでした。研修の規模感だけでなく、一人ひとりに密着した研修の丁寧さに感謝します。

建設事業部 宿谷 亮

建設事業部 宿谷 亮

少人数制のマンツーマンで着実に進める授業。
専門用語からハイレベルな知識の習得までを網羅

前職は食品メーカーの営業職。そんな未経験の私でも少人数制のマンツーマンでわからないところを一つずつクリアして前へ進める授業です。質問の仕方も実はとても訓練になる。何がわからないのかを突き詰めてから質問することは現場に出ても大切なこと。これも先生から教わったことです。

基礎となる専門用語の習得はもちろん、湿気空気線図(実現したい室内の温度に対する吹き出し風の温度を示す)や熱付加計算(使用を前提とするエアコン等の機種に見合った能力計算)など、現場でレベルの高い仕事に挑戦させて貰える時に役立つ知識もたくさん教えていただきました。入社直後、会社の天井裏をみせていただいた時は何もわかりませんでしたが、2カ月半経った昨日みた時は、その仕組みも名称もすべてがわかりました。来月から現場です。久しぶりに期待と不安の入り混じった緊張感を感じていますが、張り切ってデビューに臨みたいと思います。

建設事業部 城本 謙二郎

建設事業部 城本 謙二郎

授業は専門知識だけでなく「現場のイロハ」まで。
2週後に始まる現場で多くの人と達成感を共有したい

佐藤先生の授業は、先生が現役時代に経験されたことを「伝えたい」「継承したい」という熱意に満ちた授業です。理論だけでは伝わりづらいところは体験談を交え、時には私たちにわかりやすいように例え上手に教えて下さいます。空調をバイクのエンジンに例えたり、専門的なことも身近なものに例えると、とてもわかりやすいです。先生には専門知識だけでなく、「現場のイロハ」を教えて頂いたと思っています。

あと2週間後には私も現場にいます。しかも大型ショッピングモールの新築工事に参加できることになりました。高校、大学とヨット部に所属し、チーム一丸でレースに臨み、みんなでわかちあった達成感。今度はこの達成感をひとつの建物をつくる多くの方々と共有したい。今からとてもワクワクしています。完成は来年の秋頃。その頃には、ひとつでも多くの経験を積んで、周囲の方々とその喜びをいっしょにわかちあえるように頑張ります。

建設事業部 横浜オフィス 西海 勇幹

建設事業部 横浜オフィス 西海 勇幹

人手が足りないということは必要とされる。
とにかく今は吸収あるのみです

就職活動で業界研究をしていて、東京オリンピックも近いというのに“人手が足りない”という記事を読んでこの業界に決めました。“人手が足りない”ということは“必要とされる”ということですからね。姉の知人の人材業界の方にお訊きしたら「まったくの未経験から始めるならWATがいい」と聞きWATに決めました。空調衛生設備は覚えることが多く、先生が配布して下さるプリントも2か月経った今の段階で、その厚さは25cm(笑)。とにかく今は吸収あるのみです。「わからないまま、終わらない」が自分ルール。何がわからないのかを徹底的に考え、先生に質問をして、自分が納得するまでやり切ります。意識が常に空調衛生設備にあるので、街を歩いていてもダクトや室外機に目が行くし、コンビニに入っても“エアコン何台ついているかな?”なんて見上げてみたり(笑)。でも今吸収したことが現場に出て最低限必要な知識となるのだから、このスタンスも大事なはず。学生時代から明るい性格で盛り上げ役を買って出ていたので、現場の先輩方や職人さんとも楽しく仕事をして、経験を積んでいきたいと思います。

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